左手一本のシュート
- 2016.08.04 Thursday
- 09:29
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麻痺友に一ヶ月ほど前『奇跡のシュート』
と言うタイトルのユーチューブ
をご紹介したと思います。
それから書籍を見つけたので図書館で借りました。
山梨の名門高校日川高校に入学する数日前に
脳出血で倒れたバスケットの天才少年が本人の
壮絶な努力と周りのかたがたの友情で
高校の最後のゲームに出場し利き手交換した左手で
奇跡のシュートを決めるノンフィクションですが、
セラピストや関係者全員シュートどころかバスケのゲームすら
出ることが出来ないと思っていましたが、
本人の前向きな姿勢、気丈な母親の姿勢を尊重し
そのことは本人に話さず全員で一丸となりゲームに出るよう
導く物語ですが、
ストーリーは判っていてたかだか200数ページの書籍だが
ほんの数ページ読むと涙腺が緩んで進まない。
家族に恥ずかしいので皆が寝静まってから読む。
私も山梨の出身で日川高校出の友人もいる、
私の現役時代はスラムダンクの
顧問先生に似ていたところから
安西先生と呼ばれていたので親近感があるが
こんなにページ の進まない本は今までなく
同級生、先生方の応援、セラピストのただ筋トレに徹しない
リハビリの考え方、母親の本人への接し方、本人の前向きな姿勢
どれをとっても勉強になり是非同病の方にお勧めしたい一冊です。
※1冊読むのに4週間かかりブログアップにも支障をきたしてしまい
申し訳御座いませんでした。
『礼!』
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